
今回は、アメリカ・カリフォルニア発祥の世界最大級のオーディオブランド"JBL"が販売している『JBL LIVE300TWS 』完全ワイヤレスイヤホンをレビューします。
特に重低音の音質にこだわったSONYやBOSEとよく比較されますので、"JBL"の完全ワイヤレスイヤホンがどんな性能や特徴があるのか気になりますよね。
実際に使用してみた感想や特徴など写真多めで解説していきますので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
『JBL LIVE300TWS 』は、防水機能が高いIPX5を採用し、"JBL"専用アプリを使用すれば、自分好みのイコライザー調整が可能になります。
重低音を重視する方や低音域から高音域までバランスの取れた音質を好む方でも自由にカスタマイズでき、まずがっかりすることはないクオリティーの高さ。
1万円弱でイコライザー調整ができるワイヤレスイヤホンってなかなか無いんですよ。
気になる音質について、ワイヤレスだから有線より音質が劣るなんてことは全くなく、満足すること間違いありません。
イヤホンをいちいち取り外すことなく会話することができるトークスルー機能や外部の音を聞き取ることができるアンビエントウェア機能が搭載されたモデルです。
後ほど説明しますが、IPX5防水機能付、遅延なく安定する接続方式を採用したモデルなので、ストレスなく安心して動画や音楽を楽しむことができますよ。
重低音好きやイコライザーを調整して自分好みの音にしたい方におすすめなのが『JBL LIVE300TWS 』完全ワイヤレスイヤホンです。
◆『JBL LIVE300TWS』の評価◆ |
音質:カスタマイズ可能な重低音重視(5.0) |
連続再生:20時間(4.5) |
音声操作:高感度タッチセンサー式(4.5) |
防水性能:日常生活に十分なIPX5(4.0) |
総合評価(4.5) |
もくじ
『JBL LIVE300TWS』の外観と付属品
▼外箱はこんな感じです。
▼持ち手を下にスライドすると中箱を取り出せます。
▼付属品が分けられて各箱に入っています
付属品を箱の中からすべて取り出すと・・・
▼付属品一覧
付属品一覧
- イヤホン本体(左右)
- 充電ケース
- USB Type-Cケーブル(25.5cm)
- イヤチップ(S / M / L)各1セット
- ウイング付きスタビライザー(SS / S / M / L)各1セット
- 取扱説明書
- クイックスタートガイド
- 保証書(購入日から1年間)
※ACアダプタは付属していないため、スマホの充電器と併用するか別途用意してください。
▼手のひらサイズでコンパクト

▼高級感ある色合い


▼蓋オープン!!

▼イヤホンとケース


▼蓋を開けると自立しません。

▼すべての操作がJBLのロゴ部分にタッチするとできます

▼イヤホンとケースの重量
『イヤホン1個』:7g
『ケース重量』:55g

▼ケースの寸法
奥行:3.20cm
横:7.26cm
高さ:4.88cm

▼3種類のイヤーチップにより女性、男性問わず耳にしっかりフィットします。

▼4種類のウィングチップで耳のホールド感アップできます


▼イヤホンケースの底面にUSB接続部あり


▼イヤホンをケースに収納すると充電が始まり、白色ライトが点灯します。
▼USBケーブルをケースに接続して充電すると赤と白のライトが交互に点灯します。
赤ランプ
白ランプ
『JBL LIVE300TWS』のスペック・特徴
『JBL LIVE300TWS 』は見た目の通り高級感ある上級モデルの位置付けです。
いちいちイヤホンを取り外すことなく会話をすることができる『トークスルー』機能や周囲の環境音を取り込みながら音楽と一緒に聴くことができる『アンビエントウェア』機能が搭載されています。
『アンビエントウェア』は高音は聞こえやすいですが、話声などの低音が少し聞こえにくいので、外部の音を聞きたいときは、トークスルー機能をONにするとしっかり聞くことができます。
気になる音質については文句なしのクリアな音質かつ重低音好きにはたまらないワイヤレスイヤホンです。
標準設定の重低音では物足りない方には、イコライザー調整でさらに重低音に特化した音質に変更することができます。
専用アプリを使用したイコライザーの変更方法については、後ほど詳しく解説していきますね。


他メーカーで重低音好みの方におすすめなのが『SONY(ソニー) WF-XB700』です。
▼『JBL LIVE300TWS 』と価格帯が同じ1万円代なのでぜひチェックしてみてください。
製品名 | 『JBL LIVE300TWS |
価格(2020年8月21日現在)Amazon参考 | 12,700円(クーポン利用で5%OFF) |
音質 | 重低音重視(イコライザー調整可能) |
機能1 | トークスルー(イヤホンを取り外さず会話可能) |
機能2 | 急速充電(約10分充電で約1時間再生可能) |
防滴性能 | IPX5 |
接続方式 | 左右同時伝送方式 |
ケースサイズ | 奥行:3.2 cm , 横:7.3 cm , 高さ:4.9 cm |
片耳イヤホン重量 | 7g |
ケース重量 | 55 g |
連続再生時間(ケース込) | 約6時間(約20時間) |
充電時間 | 約2時間 |
音声圧縮変換方式 | SBC, AAC |
MEMO
『IPX5』・・・
あらゆる方向からの噴流水が来ても影響がない程度の防水機能
かなりの大雨の中で使用しても問題なし。これだけの防水性能があれば日常生活には十分。

安心できる防水機能が備わっていては重低音の音質にこだわりつつ、コスパに優れているものをお探しなら『JBL LIVE300TWS 』を選べば間違いありません。
頻度的にはないと思いますが、水没することがある場所で使用するなら、別の防水イヤホンを選んだ方が良いでしょう。
冒頭で遅延が全くないモデルと言いましたが、『左右同時伝送方式』が採用されているためです。
MEMO
『左右同時伝送方式』・・・
Bluetooth信号を左右のイヤホンがそれぞれ同時に受信する方式。
この方式を採用することで安定したワイヤレス接続性を実現しています。
さらに動画視聴時の映像と音声のずれも軽減できるなくてはならない機能です。
従来のリレー伝送方式だと1度片側に伝送してから、もう片方に伝送するのでタイムラグが生じてしまいます。
『左右同時伝送方式』なら左右同時に伝送するため、遅延が全く起こらないというわけなのです。

『JBL LIVE300TWS』の良い点・悪い点
良い点
- 迫力ある重低音サウンド
- イヤホンを取り外さず会話できる
- 自分好みの音にイコライザー調整ができる
- 遅延が全くない
- IPX5の防水性能付
- 高級感がありコスパが高い
悪い点
- アンビエントウェアが高音しか聞こえない
- ケースの蓋を開けると自立しない
上記2点の悪い点以外は文句の付けようがない仕上がり。
アンビエントウェア機能では少し聞こえ辛いですが、トークスルー機能を使えば外部の音がしっかり聞こえます。

『JBL LIVE300TWS』のペアリング方法
『JBL LIVE300TWS 』のペアリング(Bluetooth対応機器との接続)方法をご紹介します。
step
1ケースの蓋を開けるとイヤホンが電源ONになる
step
2自動的にペアリングモードになる
充電ケース内のインジケーターが青色に点滅します。
step
3イヤホンをケースから取り出す
充電ケースからイヤホンを取り出すとイヤホン自体も青色に点灯し、この状態もペアリング中。
イヤホンを耳に装着すると"チャララン"と装着された音が鳴ります。
step
4接続する機器で『Bluetooth ON』
step
5『JBL LIVE300TWS』を選択する
すると大き目の音で"トュララン"とBluetoothが接続された音が鳴ります。
これで接続方法は完了です。
1度ペアリングをしていれば、次回からイヤホンをケースから取り出せば自動で接続されます。

『JBL LIVE300TWS』の専用アプリ『JBL Haedphones』
まず初めに上記アイコンのアプリをダウンロードしてください。
▼アプリでは以下の設定ができます
アプリで操作できること
- トークスルー (ON/OFF)
- アンビエントウェア (ON/OFF)
- ボリューム調整
- イコライザー調整
※トークスルー機能やアンビエントウェアはアプリで設定しないと使用できません。
▼各機能の設定方法
トークスルー&アンビエントウェア
アプリ内の『トークスルーのアイコン』をタップすれば、トークスルー機能がONになります。
しかし、いちいちアプリを開いて使用するのは面倒なので、イヤホン本体で操作したいですよね。
▼イヤホンでトークスルー機能を使用する方法(左側のみ設定可)
①『タッチ操作』をタップ
②左側イヤホンのイラストを選択
③『前方にスワイプ』の項目から『トークスルー』または『アンビエントウェア』を選択
前述したようにトークスルー機能の方が外部の音がよく聞こえるので、トークスルー機能を設定することをおすすめします。
指で前方にスワイプするとトークスルー機能がON/OFFを切り替えることができます。
左側のイヤホンの設定は以上です。
ボリューム調整
▼ボリューム調整(右側のみ設定可)
①『タッチ操作』をタップ
②右側イヤホンのイラストを選択
③『前方/後方にスワイプ』の項目から『Vol+/Vol-』を選択
これでイヤホンでボリューム調整が可能になります。
前方にスワイプするとボリュームが大きくなり、後方にスワイプするとボリュームが小さくなります。
イコライザー調整
初期設定では、OFFになっています。
赤枠内をタップするとデフォルトの『JAZZ・VOCAL・BASS』の中から設定可能です。

デフォルト以外の自分好みの音質に設定したい場合、左上の"+"をタップするとイコライザーの編集が可能になります。
一度設定しておけば、次回から同じ設定で使用することができますよ。
『JBL LIVE300TWS』の装着感と操作方法
3種類(S,M,L)のウィングチップによりかなりホールド感が上がり、女性や男性問わずどんな方でも安定した装着感を味わうことができます。
ウィングチップなしもあるので耳の小さい方でもピッタリな調整ができますよ。
もちろんランニングで使用してもIPX5の防水機能が付いているため、汗で濡れてしまっても安心して使用できます。
再生・一時停止・選曲などはJBLのロゴ部分にタッチすることで操作が可能です。
▼操作方法が以下の通り
再生 | 右イヤホン1回タップ |
一時停止 | 右イヤホン1回タップ |
音量を上げる | 右イヤホン前方スワイプ |
音量を下げる | 右イヤホン後方スワイプ |
次の曲に進む | 右イヤホン2回タップ |
前の曲に戻る | 右イヤホン3回タップ |
トークスルーまたはアンビエントウェア ON/OFF | 左イヤホン前方にスワイプ |
※トークスルーやアンビエントウェアはアプリで設定が必要


『JBL LIVE300TWS』フルワイヤレスイヤホンレビュー<<まとめ>>
いかがでしたでしょうか。
イヤホンを取り外すことなく会話をすることができる『トークスルー』機能や専用アプリでイコライザー調整ができ自分好みの音質に設定できる完全ワイヤレスイヤホンでした。
重低音を重視する方やイコライザー調整で自分好みに設定したい方にピッタリなのが『JBL LIVE300TWS 』完全ワイヤレスイヤホンです。
高機能かつ高級感漂うコスパに優れたワイヤレスイヤホンをお探しの方はぜひ試してみてください。
あなたも『JBL LIVE300TWS 』完全ワイヤレスイヤホンを選んで最高の相棒にしてみませんか?
以上、あだお(@adaoblog)でした。
◆『JBL LIVE300TWS』の評価◆ |
音質:カスタマイズ可能な重低音重視(5.0) |
連続再生:20時間(4.5) |
音声操作:高感度タッチセンサー式(4.5) |
防水性能:日常生活に十分なIPX5(4.0) |
総合評価(4.5) |
▼今回紹介した商品▼
▼『JBL LIVE300TWS 』カラー4色展開(ブラック・ブルー・ホワイト・パープル)
-
-
【1万円台前後ならこれ!】実際に使用した中でおすすめする完全ワイヤレスイヤホン【レビューまとめ】
続きを見る
-
-
【MOMENTUM True Wireless2レビュー】究極の音質と機能を備えるゼンハイザー完全ワイヤレスイヤホン
続きを見る
-
-
【AirPods Proレビュー】アクティブノイズキャンセリングが最高峰・iPhoneユーザーなら即買い防水ワイヤレスイヤホン
続きを見る
-
-
【AVIOT TE-D01d mk2レビュー】洗練された高級デザイン・最強クラスの大容量バッテリーを搭載した完全ワイヤレスイヤホン
続きを見る
-
-
【SONY WF-XB700レビュー】重低音の音質にこだわったソニーフルワイヤレスイヤホン【IPX4防水機能付・長時間バッテリー搭載】
続きを見る
-
-
【ヤマハTW-E5Aレビュー】耳の負担を低減させる機能や外部音を取込む機能がかなり優秀すぎる完全ワイヤレスイヤホン
続きを見る
-
-
【JBL REFLECT FLOWレビュー】防水性能が最強クラスのIPX7ランニングや運動に最適な完全ワイヤレスイヤホンの評価
続きを見る
-
-
【ロジクールGPROXwirelessレビュー】快適性抜群の低反発イヤーパッド・超低遅延ゲーミングヘッドセット
続きを見る
-
-
【ロジクールG433レビュー】軽量化された7.1chバーチャルサラウンドヘッドセットがゲーム初心者におすすめ【脱着式マイクが便利】
続きを見る
-
-
【ロジクールG703hレビュー】おすすめゲーミングマウスの紹介
続きを見る
-
-
【Cougar Armorレビュー】座り心地が最高すぎるゲーミングチェアを徹底解説
続きを見る
-
-
【コスパ最強】Amazon Fire TV Stickレビューと購入して感じた劇的変化
続きを見る
-
-
【Switchプロコンレビュー】操作性が劇的に変化する任天堂スイッチのプロコントローラーは買い?
続きを見る
-
-
【HyperX Alloy Origins Coreレビュー】赤軸メカニカルキーボードの使用感が最高すぎる【ゲーミング用ならテンキーレス】
続きを見る
-
-
【画像で解説】Fire TV Stick をテレビに接続して動画を視聴する方法
続きを見る